自動車整備士試験の「総合」への変更(2027年3月〜)と勉強のしかた
まとめ
- 2級と3級の学科試験は、令和9年(2027年)3月14日の試験から「総合」に変わります。
- これまで ガソリン・ジーゼル・シャシ・二輪 などに分かれていた試験が、1つの試験になります。
- 1級(一級小型)は今の形のまま続いていて、総合の試験は 早くて令和10年3月 からの見込みです。
- 総合の試験の 過去問はまだありません。区分ごとの問題数も、まだ公表されていません(2026年10月時点)。
何が変わるか
これまでは、たとえば2級ならガソリン・ジーゼル・二輪・シャシのうち、受ける種類を選んで受験していました。総合では、エンジン・シャシ・電子制御装置・整備機器と基礎・法規といった分野が、1つの試験の中に入ります。ガソリンとジーゼルの両方の知識が問われることになります。
これまでの過去問は使えるか
使えます。総合の分野の中身は、これまでの試験で問われてきた内容と重なっています。大事なのは、試験の種類(ガソリン・ジーゼル)ごとではなく、分野ごとに解くことです。ガソリンだけ、ジーゼルだけで勉強していた人は、もう片方の分野の基本を足しておく必要があります。
過去問の中には、同じ内容の問題が回をまたいでくり返し出ているものが多くあります。くり返し出ている問題から先に固めるのが、短い時間で点を上げる近道です。
外国人の受験者の準備
- 試験は日本語だけで行われます。訳は意味をつかむための補助として使い、最後は日本語の問題文で解けるようにします。
- 点を落としやすいのは、専門用語の読みと、「適切なもの」「不適切なもの」の取り違えです。問題文の終わりを必ず確かめる練習をします。
- 漢字の読みは、ふりがなを付けて読み、慣れてきたらふりがなを消して読む、の順がおすすめです。
このアプリでの扱い
ふりがな整備士は、これまでの過去問(2級・3級は平成28年10月〜令和8年10月、1級は平成29年3月〜令和8年3月)を、総合の分野に並べ直して収録しています。すべての漢字にふりがな、問題文と解説に7か国語(英語・ネパール語・中国語・シンハラ語・ベトナム語・ミャンマー語・インドネシア語)の参考訳があります。級ごとに本番1回分の形の「総合の予想問題」を無料で解けます。総合の試験の問題が公表されたら、アプリに加える予定です。
English summary
From the exam on 14 March 2027, the grade 2 and grade 3 written exams of Japan's automotive mechanic qualification (Automotive Maintenance Skill Registration Examination) become a single "comprehensive" (総合) exam, replacing the separate gasoline, diesel, chassis and motorcycle exams. Grade 1 (small vehicles) keeps its current form for now; its comprehensive exam is expected from March 2028 at the earliest. There are no past papers of the comprehensive exam yet, so the best preparation is to study past questions by field (engine, chassis, electronic control, equipment and basics, regulations) rather than by exam type. The exam is in Japanese only; foreign candidates should use translations to understand, then practice on the Japanese text.