ふりがな整備士

自動車整備士試験の「総合」への変更(2027年3月〜)と勉強のしかた

2026年10月30日・川﨑 信隆(自動車整備士の教育に携わる大学教員・ふりがな整備士の作者)

まとめ

何が変わるか

これまでは、たとえば2級ならガソリン・ジーゼル・二輪・シャシのうち、受ける種類を選んで受験していました。総合では、エンジン・シャシ・電子制御装置・整備機器と基礎・法規といった分野が、1つの試験の中に入ります。ガソリンとジーゼルの両方の知識が問われることになります。

これまでの過去問は使えるか

使えます。総合の分野の中身は、これまでの試験で問われてきた内容と重なっています。大事なのは、試験の種類(ガソリン・ジーゼル)ごとではなく、分野ごとに解くことです。ガソリンだけ、ジーゼルだけで勉強していた人は、もう片方の分野の基本を足しておく必要があります。

過去問の中には、同じ内容の問題が回をまたいでくり返し出ているものが多くあります。くり返し出ている問題から先に固めるのが、短い時間で点を上げる近道です。

外国人の受験者の準備

このアプリでの扱い

ふりがな整備士は、これまでの過去問(2級・3級は平成28年10月〜令和8年10月、1級は平成29年3月〜令和8年3月)を、総合の分野に並べ直して収録しています。すべての漢字にふりがな、問題文と解説に7か国語(英語・ネパール語・中国語・シンハラ語・ベトナム語・ミャンマー語・インドネシア語)の参考訳があります。級ごとに本番1回分の形の「総合の予想問題」を無料で解けます。総合の試験の問題が公表されたら、アプリに加える予定です。

試験の日程・内容の正式な情報は、試験を行う日本自動車整備振興会連合会の発表を確かめてください。このページとアプリは個人が作成したもので、同連合会の公認・監修を受けたものではありません。

English summary

From the exam on 14 March 2027, the grade 2 and grade 3 written exams of Japan's automotive mechanic qualification (Automotive Maintenance Skill Registration Examination) become a single "comprehensive" (総合) exam, replacing the separate gasoline, diesel, chassis and motorcycle exams. Grade 1 (small vehicles) keeps its current form for now; its comprehensive exam is expected from March 2028 at the earliest. There are no past papers of the comprehensive exam yet, so the best preparation is to study past questions by field (engine, chassis, electronic control, equipment and basics, regulations) rather than by exam type. The exam is in Japanese only; foreign candidates should use translations to understand, then practice on the Japanese text.